20200629_話題のDifi compound スキーム考察
バブル到来!しているようなので調べてみました。
やっていれば爆益?!
compはコインベースProに上場。
○compoundサイト
https://compound.finance/markets
市場概況など
○収益計算サイト(年利comp配布)
http://www.predictions.exchange/compound/None
○コインポストさん参考
Compund上でなぜUSDTやUSDCといったステーブルコインが人気になっているかについては、ステーブルコインの安定性という点。Compoundでは仮想通貨を担保として他の仮想通貨を借りることができるサービスだ。
よってUSDTでUSDCを借り、借りたUSDCでまたUSDTを借りることを複数回行うことにより、原資以上の資金を得て、それに比例したCOMPトークンを受け取ることができる。
この戦略は価格が急変した際清算されるリスクがあるが、ステーブルコイン同士では価格の変動リスクは低くそこまで問題にならないうえ、自動で行うサービスまで登場していることが、熱狂に拍車をかけたとみられる。
○Taisuke Horitsugiさん参考
レバレッジを簡単に効かせてくれるとても便利なツールがある。
例えば、1万USDCを保有していたとします (1万ドル相当)。これを、全額貸し出すだけなら、単なる “1万ドルの貸し” ポジションです。
しかし例えば、USDCとDAIの2つのステーブルコインを利用して、
貸した1万USDCを担保に、7000DAIを借りる(担保率70%)
7000DAIを7000USDCに交換し、7000USDCを追加で担保に入れる
追加担保の7000USDCから、更に4900DAIを借りる(担保率70%)
4900DAIを4900USDCに交換、4900USDCを更に担保へ
追加担保の4900USDCから、更に3430DAIを借りる(担保率70%)
のようなループを行うと、1~5を経た後のポジションは、
21900USDCの貸し
15330DAIの借り
となります。原資1万ドルで、総額3万7230ドルのCompoundポジションを持つことができ、COMP配布のために大きなレバレッジを効かせることができます。担保率70%でこれを最大まで続けると、
約33000USDCの貸し
約23000DAIの借り
まで高めることができます。このようなレバレッジは通常とても危険ですが、ステーブルコイン同士の価格変動リスクが低いことから、COMP獲得のためには有効な戦略となりました。1万ドルの原資で、かなり大きなリターンを得ることができます。
○コインポストさん参考
DeFiの認知度と利用度のギャップを可視化する|CoinGecko Japan寄稿
DEXにとって最大の課題は中央集権型取引所(CEX)に対抗することです。しかし現在DEXの中で取引ボリューム首位のUniswapですら、1日の取引ボリュームはBinanceの約170分の1程度しかありません。(※執筆当時2020/6/11)
「将来的に銀行の利用を完全にストップするか」という質問に対し、44%の回答者が「完全に止める」と回答しています。
○Gukoさん参考ツイート・考察
https://twitter.com/crypt_guko/status/1276740236614213632?s=20
○Difiアラート
https://twitter.com/defiAlerts/status/1277059732377939971?s=20
○リスク
- レバレッジの精算
- BATの値下がり
- ハッキング
- 似たようなスキームのスキャムDifiが発生
○まとめ
- compoundに貸し出して利息とcompをもらう。
- レンディングと取引マイニングを合わせたようなスキーム。
- レバレッジはステーブルコインを挟めば変動リスクを抑えることができる。
- BATは総発行数から市場に出回ってる率が高く、希少である。さらにcompで相当の枚数(総発行数の50%以上)が貸し出されている。ロックされている状態なので、価格が上がりやすい。だがどこかのタイミングで思いっきり売られる危険性はある(ヒゲ狙いします)。利率が低くなったら売りに出されるかも?
- Difiの認知度は低いが、将来性が期待できる...?銀行の利率安いですよね。
- こういうスキームにいち早く気がついて参加できる人はすごい。