不動産分野のイノベーション(ミートアップ)
プロップテック(Proptech)
Property Technology、不動産テクノロジーのこと。
金融技術革命に続き、不動産技術革命の時代が到来している。
兜町
東京証券取引所を中心とする界隈を指し、日本の金融街(証券街)の代名詞である。
国際金融都市・東京構想
1) 魅力的なビジネス面、生活面の環境整備
海外の金融系企業や有能な人材が惹きつけられ定着するよう、金融系企業に対する税負担の軽減を検討するとともに、金融系行政手続の相談体制及び英語化対応の強化、生活環境整備などを推進していく。
(2) 東京市場に参加するプレーヤーの育成
事業者間の競争促進により、都民にとって低廉かつ良質な金融サービス、商品が提供されるよう、官民一体となった海外プロモーション活動等を通じて海外金融系企業の誘致を促進するとともに、資産運用業やフィンテック産業の育成、金融系人材の育成を推進していく。
(3) 金融による社会的課題解決への貢献
投資家・顧客本位の視点を徹底し、ESG投資など社会的課題解決に資する取組を積極的に推進する東京市場の実現に向け、顧客本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)の徹底などを図っていく。
不動産業界の連携がうまくいかないのはなぜか
業者間同士でデータ連携をしたい(周辺領域との連携)、契約の電子化がしたいが、
- 初期コストがかかる
- 各種負担が大きい
- 誰かの成功体験がない
- 前世代がなかなか改革に乗ってこない
- 日本はルールを作ってから実証するので、トライアンドエラーがしにくい
※この辺りはどこの業界も同じかもしれない。
最初からデータの生成すると5年かかり、時間とコストはここがボトルネックとなる。
仮想通貨利用は?Factom
Factomは主要なターゲットは不動産で、権利情報と取引を結びつけ、登記など各種手続きを省略することを目指している。各種手数料や調査のコストカットが期待される。
※今回のミートアップでは仮想通貨の話はあまりされず。Factomは使えるのではないかと自分は思います。
金融も不動産も、仮想通貨と同じく規制が先に立つ可能性が高い。
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まとめ
東京に世界中から資金と人材と情報を呼び込み、資金を供給する拠点として経済を回し、アジアの金融拠点になることができるでしょうか。
不動産を対象とした資産運用業、海外金融系企業等の誘致はテナント需要を底上げし不動産市場の成長をもたらすそうです。